柔道本レビュー醍醐敏郎講道館柔道投技

柔道の立技(手技腰技足技捨身技etc)を上中下の3冊にまとめた本です。

一つの技について多種多様なかけ方が文章と連続写真を用いて紹介されています。そして各項目の最後にはレスリングや相撲、サンボ、古流柔術といった他の格闘技や武道の類似した技の紹介と比較がなされ、技のメカニズムを理解する一助になります。それだけでなく、その技にまつわる新旧様なエピソード(新しいところでは古賀-小川戦、古いところでは戦前の柔道家の逸話)が記載されており、とても勉強になりました。

著者の醍醐先生は戦後のある時期、一時代を築き上げた一流の選手でもあります。

そのような一流の方がこのような深く掘り下げた柔道の学術書とも言える本を書き上げたことに驚きを隠せません。

最初は図書館で借りて読んだのですが、手元に置いておきたいと思い、購入しました。